モルグ街の殺人
エドガー・アラン・ポー作
【注意・ネタバレあり】
パリにある大店の後家さんは、容貌が猿に似ているため、陰で「猿後家」とあだ名されている。当人はそれをひどくいやがり「サル」「ゴリラ」「チンパンジー」「オランウータン」などの言葉は店では禁句となっている。ところが店に出入りをしているC・オーギュスト・デュパンという男が、最近モルグ街で起こった殺人事件の謎を解き明かし真犯人の名前を口にしたために、後家さんの機嫌をひどくそこね、あやうく店への出入りを禁止されそうになる。
デュパンはあわてて、さっき言った真犯人は自分の勘違いだったと誤魔化し
「えへん、あの殺人事件の犯人は私のみたところご寮人さんに勝るとも劣らない美女でございます。そうですな、昔の人にたとえますと…」
「なんじゃ、クレオパトラかえ?」
「いえ、よう狒狒(楊貴妃)に似てござります」
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(古賀)
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