2010年5月 5日 (水)

思想事典『ロリ実証主義』

科学的観点から問題の解決を経験世界に求め、非実在青少年などの形而上学的存在へのアプローチによる疑似問題解決を否定する立場。イギリスの数学者チャールズ・ドジソンにより提唱された。

非実在青少年の存在を認めると法令の条文の解釈に様々な矛盾やパラドックスが生じることを「表現規制のパラドックス」といい、それを解決する手法として「存在者を年齢により上位と下位に分け、下位の領域に属する個体は上位の領域に属する表現より分離する」というバートランド・ラッセルの階型理論(ゾーニング)などが考案された。

【関連情報】

『論理実証主義』(Wikipedia

『ルイス・キャロル』(Wikipedia

『バートランド・ラッセル』(Wikipedia

『東京都青少年の健全な育成に関する条例』(Wikipedia


(古賀)

2009年12月12日 (土)

思想事典『ソーカル事件』

ニューヨーク大学物理学教授のアラン・ソーカルが「シュンイチ・カラサワ」という偽名で、人文系写真投稿雑誌の一つ『ヒート・フォトグラフ・ボーイ』に『並行世界を侵犯すること――量子力学的観点から見たロバート・ケネディ暗殺とケネディ大統領暗殺――謎の二重人格殺人者の変換解釈学に向けて』と題した疑似雑学を投稿したが、意図的にガセ・パクリを並べ立てたでたらめなものであったにもかかわらず原稿をチェックする編集者は誰一人として間違いに気がつかなかったという事件。ちなみにソーカルの知人の編集者の著作が日本のイグノーベル賞といわれるトンデモ本大賞候補にノミネートされたのは、一応この事件とは無関係だといわれている。

【関連情報】

『JFKのことを間違えないだろ、JK(唐沢俊一検証blog)

『ソーカル事件』(Wikipedia

『パラレルワールド』(Wikipedia


(古賀)

2009年12月 6日 (日)

思想事典『哲学的バンビ』

外面的には普通の人間と同じように振る舞うディズニーアニメのキャラクターに意識が存在するかどうかという哲学的問題を表現するための言葉。「意識が存在しなければ嫁にできない」という実存二次元論と「意識があってもなくてもアリエルは俺の嫁」という素朴二次元論の間に議論を生んだ。

【関連情報】

『哲学的ゾンビ』(Wikipedia


『バンビ』((Wikipedia


(古賀)

思想事典『コウゾ主義』

未開人が紙を製造する時には、コウゾやミツマタを必ず使用すると主張する思想的立場。人類学者レヴィ=ストロースにより提唱された。サルトルのパピルス主義と鋭く対立する。

【関連情報】

『クロード・レヴィ=ストロース』(Wikipedia


『構造主義』((Wikipedia

『コウゾ』((Wikipedia

『パピルス』((Wikipedia


(古賀)

2008年8月13日 (水)

「存在と時間」  さよなら絶望先生『第百十三話 痴人のアリ』バージョン

「巷に存在についてのアリストテレス詐欺が横行しているようですね」
「は?アリステトレス詐欺」
「冷静に考えたら『わかってねーよ』って事も、さもわかっているかのように言い放つ!」

「アリ(存在)って最も普遍的概念じゃね?」
「ねーよ」
「いや、むしろ哲学的にはそれでアリかも」
「アリ…かもな」
「アリアリ!」
「アリアリアリ!」

「アリ(存在)って定義不可能じゃね?」
「定義不可能…かもな」
「アリアリ!」
「アリアリアリ!」

「アリ(存在)って自明じゃね?」
「自明…かもな」
「アリアリ!」
「アリアリアリ!」

「このように哲学の先端をゆこうとする者たちは時としてわけわからなくなり、アリストテレス詐欺の片棒をかついでしまうことがあるのです。冷静に考えたら三つともただの先入見ですよ!問いに対して答えが欠けているばかりでなく、問い自体が方向性を失っているのです!本当にアリ(存在)って何だかわかってますかあ!?絶望した!アリストテレス詐欺に絶望した!」(『存在と時間』第1節)

(番外)

「ハイデガー先生。先生とナチスとの友好関係はアリですか?」
「ないない…それはないです」
「……アリかな」
「アリだよね」
「アリだよ」
「アリアリ」
「アリアリアリアリ」
「アリ……ですかね」

「ハイデガー先生。先生とナチスとの恋愛関係はアリですか?」
(以下略)

【関連情報】

『さよなら絶望先生』(Wikipedia

(古賀)

2008年1月24日 (木)

「存在と時間」 落語『崇徳院』バージョン

「お嬢さまにもらった『存在と時間』を読み出してからというものは、なにをみてもデカルト批判にみえる。世界内存在がデカルト批判にみえる。道具的存在がデカルト批判にみえる。掛け軸のだるまさんや横の花瓶や鉄瓶までがデカルト批判にみえる。おまえの顔までが、だんだんとデカルト批判に……」

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『崇徳院』

『ルネ・デカルト』(Wikipedia

 

(古賀)

2008年1月22日 (火)

「存在と時間」 修羅の門バージョン

「ソンザイのガク?それは一体どんな科学なのですか……」

「存在の学は科学の名ではない。科学の上に立つものの総称じゃ…。たしかに存在の学…そう呼ばれるものは…ある…しかし……それをつかえた知者を…わしは知らん」

「あの世に行ったらアリストテレスという男に会うがいい…そしてオレが…こう言っていたと…あなたならいけたかも知れない処(ところ)へ…いつかオレも辿りついてみせる……と」

【関連情報】

『修羅の門』(Wikipedia

 

(古賀)

2008年1月21日 (月)

「存在と時間」 グラップラー刃牙バージョン

「真の現象学とはッ!?真の存在とは!?ご教授下さいッ!フッサール老ッッ!我の進む道ッ!!!」

「ハイデガーはん…哲学の完成をクロイツベルク山の頂とするならば、この儂にしてからが麓を踏んだばかり…おぬしの才能をもってして、生涯を哲学に費し、八合目までを踏めるかどうか…」

「…………」

「そもそもアリストテレスに突かれたらこうかわす、デカルトが来たらこう受ける、このような些末な技術にとらわれているようでは下の下…真の哲学を身につけたなら技は無用」

「!」

「真の哲学が完成したのなら、懐疑には出会えぬ…存在と真理とが根源的に一体であることによってな…非真理(そこ)には辿りつけぬのじゃよ…」

【関連情報】

『グラップラー刃牙』(Wikipedia

 

(古賀)

2008年1月20日 (日)

「存在と時間」 落語『死神』バージョン

「へえ、いろんな死がありますねえ。大きいのや、細いのや、太いのや、細いのや、黒いのや、白いのや……ここにある、今にもやって来そうな死は一体誰のですか?」

「何を言ってるんだ。この交換不可能で追い越し不可能で確実で無規定で没交渉なのはお前さんの死だ」

「ええっ!!」

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『死神』

『死』(Wikipedia

 

(古賀)

2008年1月 5日 (土)

「存在と時間」 落語『道具屋』バージョン

「環境世界の内で出会われる最も身近な存在?……ああ、あれか」

「あれかって……おまえ知ってたのか?」

「知ってはいなかったけれど、最も身近な存在と言えばすぐわかる…上にどの字がつく存在だ」

「うん、そういえば、上にどの字がつくな」

「やっぱりあたった。どうも目つきがよくねえ存在だと思った、おじさんは……泥棒だな……泥棒!」

「ばか!最も身近なおじさんを泥棒扱いするとはあきれたやつだ。おじさんの言っているのは泥棒じゃねえ。道具的存在だ」

「なんだ、道具的存在か…つまらねえ…それにあれは最も身近にある存在じゃねえよ。思ってもみろ、あれは遠くに行ってしまう存在だ」

「なんでだ」

「思えば道具(遠く)へきたもんだ」

「つまらねえしゃれをいうな」

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『道具屋』

(古賀)

«「存在と時間」 銀のロマンティック…わははバージョン

カウンター&Twitter(嘘哲学)


  • Twitterのログは◆kokogaga(Twilog)にあります。




  • 『笛育市更新日記』『笛育シネマシアター』『笛育新聞社』『笛育妖怪館』『笛育演芸場』『笛育怪獣墓場』『笛育探偵団』『笛育思想塾』『笛育ライブラリー』『笛育蔵』

このブログについて

  • 【リンクについて】
    「おわあ、こんばんわ」「おわあ、こんばんわ」「おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ」「おわああ、ここのブログはリンクフリーです」
  • 【ご意見等について】
    ご意見・ご批判等ございましたら、お気軽にそのへんのコメント欄にお書き下さい。特に『笛育市更新日記』あたりに「通りすがり」を装って書くと書きやすいんじゃないかななどと思う今日このごろです。twitterの方でも受け付けております。http://twitter.com/kokogaga

今週のおすすめサイト

面白いサイト