利用規約を改定 人格権の行使を禁止
秘密組織ショッカーの首領は3月3日、ショッカー日本支部の利用規約を改定することを発表した。
改定後の規約ではショッカーの怪人や戦闘員が書いた日記などの情報について、「日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします」といった内容が含まれているほか、「怪人は、組織に対して人格権を行使しないものとします。」といった内容も含まれている。
この改定規約についてはすでに利用者の間から「上層部の無能な作戦によって無駄死にしたりライダーに必殺技を決められた際に自爆装置で爆死したりするのはまあ仕方ないが、限られた怪人にしか見せないつもりで書いた日記を勝手に公開されるのは我慢できない。ショッカーはわれわれの人格権をきちんと認めてほしい」と反対の声があがっており、一部の大幹部を中心にショッカーを脱退して新しいテロ組織を結成する動きも出ているという。
ショッカー首領のコメント「いくら我々ショッカーが目的のためには手段を選ばない冷酷非情な悪の組織だからといって、日記を勝手に書籍化したり、怪人が投稿した日記やイラストを無断使用するようなそんな極悪非道なことはしない。怪人や戦闘員の皆さんは、これまでどおり安心して非公開の日記に首領の悪口を書いたり作戦のミスをあげつらったり「ショッカーを脱退したい」と口をすべらしたりしてほしい。」
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『ミクシイはあなたの日記をあなたに無断で商品化します』(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)
(古賀)
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