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2007年9月22日 (土)

小学校の算数の教科書にアキレスと亀

時速100キロで走るアキレスが16人と時速10キロで走る亀が1匹。それぞれ異なる距離(アキレスA=50メートル、アキレスB=60メートル、アキレスC=70メートル…)からアキレスが亀を追って走り出した場合、何人が亀に追いつくか――。このアキ亀算に代表される「希算(きさん)=ギリシャ数学」が、小学校の算数の教科書に取り上げられ、ちょっとしたブームになっている。

希算研究所の是音(ぜのん)理事長によると、数学は平安時代に日本に渡ってきて百合若大臣になったオデュッセウスから伝わり、江戸時代になると、実用と論理の両面で優れ、遊びの要素も含んだ希算=詭算が生まれた。

東京書籍の小学6年算数には、上記の「アキ亀算」や、二円の壺を使ってちょうど二倍の体積の四円の壺を手に入れる「壺算」や、定規とコンパスだけを使って拾った一両を三等分する「三方一両算」など代表的な希算の問題が載っている。「難しい方程式を使わなくても他人をたやすく煙にまくことができることにもっと目を向けて欲しい」と02年から希算の項目を設けた。

是音さんは「希算で様々な詭弁の力が養われる」と言う。現代のネット社会では、何より他人を誤魔化し、些細な言葉尻をとらえ、白を黒と言いくるめる力が必要不可欠になる。希算は、その能力を知らず知らずのうちに鍛え上げてくれる。なお、今是音さんにメールを送れば、1日に100万円を稼ぎ出す希算の秘法をたったの3日で伝授してくれると言う。伝授料は教材費込みでわずか50万円でとってもお得だ。

(冒頭の問題の答えは、0人)

【関連記事】

小中学校の算数・数学 鶴と亀、和算で頭の体操

【関連情報】

『ゼノンのパラドックス』(Wikipedia

 

(古賀)


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