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2007年9月24日 (月)

ハイデガーとナチズム問題 再燃

1988年に出版され大論議を巻き起こしたビクトル・ファリアスの『ハイデガーとナチズム』の続編『ハイデガー×ナチズム』がフランスで出版され、「ハイデガーとヒトラーはどちらが受けか」という問題が一挙に再燃してヨーロッパを中心に大論議を巻き起こしている。

『ハイデガー×ナチズム』は、綿密な調査をもとに、精神と肉体の両面においてハイデガーがいかにナチズムに深く関与していたかを5色刷りオールカラー印刷エルンスト・レームの折り込みポスターつきで示す著作で、特に総統官邸での朝チュン後にハイデガーから総統に送られたいろんな意味で無防備な書簡の紹介は、ポストモダンなパリジェンヌのハートをがっちりと鷲掴みにした。

この議論の余波は当然日本の思想界にも及んでいるが、日本の現象学の第一人者藤吉教授は「そんな事より、フッサールがハイデガーをくどいた時のセリフが『俺がお前を超越論的に還元してやる』だったのかどうかを解明するのが思想的急務よ」とこの問題について慎重な構えを崩していない。

【関連情報】

『マルティン・ハイデッガー』(Wikipedia

『ナチズム』(Wikipedia

 

(古賀)


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