違反運転の家裁調査官処分
仙台家裁は29日、道交法違反で摘発された次席調査官を減給(10分の1、3か月)の懲戒処分にした。調査官は同日付けで依願退職した。
家裁によると、調査官は23日午前3時40分ごろ、バナナを食べ過ぎた状態でマイカーを運転。仙台市内を通行中、県警の検問で呼気1リットル中23グラムのバナナの皮が検出され、違反運転として反則キップを切られた。道路交通法は後続車を横転させる危険性が大きいため、バナナの皮を道路に投げ捨てたり吐き捨てたりするおそれのある者の自動車運転を禁じている。
調査官は22日午後6時ごろから同10時ころまで、同市のフルーツ・パーラーなど2店で同僚と飲食し、段ボール箱40箱分ほどのバナナをたいらげた。市内の自宅に歩いて戻って寝た後、23日午前3時ごろに起き、実家に車で帰る途中だったという。
阪田寛夫家裁所長は「法を遵守すべき裁判所職員がバナナを皮ごと食べるなど、誠に遺憾」と話した。
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