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2009年2月

2009年2月28日 (土)

惨焚(さんたく)

大きな袋を振り回しながら「よい子はいねがー」「救い主はいねがー」と叫びながら、空を飛んで民家に忍び込む南蛮渡来のなまはげ。日本古来の本来のなまはげとは非常に相性が悪く争いになることもあり、その争いを目撃した者はたちまち眼が潰れてしまうという。

(『宇留寺満英主縁起絵巻』より)


(古賀)

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2009年2月24日 (火)

マックスヴェーバーの悪魔

社会を大きな箱の中に閉じこめドアのついたしきりでAの部分とBの部分に分離し、禁欲主義的なプロテスタントが来たときだけドアを開けてBに呼び込み、それ以外の人間が来たときはドアを閉めてBに入り込まないようにするだけで自動的にBに資本主義の原動力を作り上げる架空の魔物。
「資本主義はエントロピーの増大により必然的に共産主義へと移行する」というマルクス主義第2法則に反する。

『マクスウェルの悪魔』(Wikipedia

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(Wikipedia

『唯物史観』(Wikipedia


(古賀)

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2009年2月22日 (日)

坊輪郎

特徴的な禿頭を持つ上品な小男の姿をした妖怪。勝手にぬらりぬらりと殺人の起こった人の家にあがりこみ、勝手にぬらりぬらりとお茶を飲みながら自分の頭と口髭を自慢し、勝手にぬらりぬらりと事件を解決して出て行ってしまう。地方によっては『灰囲炉之農祭坊』と呼ばれカボチャ栽培の守護神として崇拝される。
妖怪研究家の中には『世界三大妖怪の親玉』に数える者もいる。

『ぬらりひょん』(Wikipedia

『エルキュール・ポワロ』(Wikipedia


(古賀)

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2009年2月18日 (水)

社六鬼

霧の深い町で途方にくれた人の前にあらわれ口から煙を吐きながら相手の素性や考えていることをずばりと当てる妖怪。隙あらば謎をとって食おうとするが、いきなり「のーばり」と一言ささやくと予期せぬできごとに驚いてこそこそと逃げていく。妖怪覚(さとり)の一種という説が有力。
1度死んでも大勢の人に名を呼ばれれば再び生き返るという鬼太郎なみの生命力を持つ。
また社六鬼の研究家は「社六鬼庵」と称することが多いという。

『覚』(Wikipedia

『シャーロック・ホームズ』(Wikipedia


(古賀)

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2009年2月17日 (火)

茶色入道

あまりにも背が高いために目に見えず同じ場所にとどまっているために気がつかないという逆説的な妖怪。不思議な事件に巻き込まれて困っている人の前にあらわれ、コーヒーの中に塩を入れたり木の葉を森に隠したり逆説的な悪戯をはたらくが、「茶色入道見越した」という呪文を唱えると逆説的に事件を解決して去っていくという。

『見越し入道』(Wikipedia

『ブラウン神父』(Wikipedia

『ブラウン神父の童心』(Wikipedia


(古賀)

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2009年2月15日 (日)

豆腐女子

1年のある特定の日にだけお盆にカカオ豆から作られた茶色い御菓子を載せてあらわれる妖怪。
妖怪に勧められてその御菓子を食した男性は脳に黴が生え男性に対してだけ恋愛感情を抱くようになるという。顔見知りの女性に化けて男性の前にあらわれることも多いため妖怪研究家の中には「その日には女性からもらった茶色い御菓子を食しては駄目!絶対駄目!」と強く警告する者もいる。
ちなみに読み方は「とうふおなご」ではなく「まめふじょし」である。

『豆腐小僧』(Wikipedia

『腐女子』(Wikipedia


(古賀)

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2009年2月13日 (金)

沫破裂(まつはれつ)

飛脚や早馬が音の速さに近づいたときに突如目の前に出現する目に見えない巨大な壁のような妖怪。音壁ともいう。

飛脚や早馬が音の速さに近づくのは絵草紙の世界だけの絵空事なので滅多にあらわれない。

(『宇留寺満英主縁起絵巻』より)

(古賀)

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2009年2月10日 (火)

雷族(かみなりぞく)

地上に落ちてきた雷神の子孫。元は雷鳴とともに人の臍を盗んでまわる迷惑な存在だったが、雷鳴を食べて大きくなる作雲奴戯羅(さうんどぎら)という妖怪を退治してからは子供の守護神としてまつられるようになった。

(『宇留寺満英主縁起絵巻』より)

(古賀)

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2009年2月 3日 (火)

宇留寺摩竺霊(うるてらまじくれい)

宇留寺に伝わる子供のおねしょをなおす霊験あらたかな法具。

湖ができるほどの大量のおねしょも瞬時にして蒸発させて布団から消してしまうので親の目を巧みに誤魔化すことができる。「根本的な解決策ではない」という批判もたまにある。

(『宇留寺満英主縁起絵巻』より)

(古賀)

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2009年2月 2日 (月)

海帝雅眼(かいていががん)

海を支配する海神さまの鱗。千枚集めると死んだ者を生き返らせることができる。

ただし海神さまがひらめいた際に目から落ちた鱗でないと効きめがないのでなかなか千枚集めるのは難しい。

(『宇留寺満英主縁起絵巻』より)

(古賀)

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