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2006年1月26日 (木)

魔絶卵真夜問答図(まぜらんまやもんどうず)

夜空に浮かんだ巨大な卵の下で、眼鏡を手にした天女と僧侶が語りあっている様子を描いた水墨画。

「世界を滅ぼす力を持つ卵を地上に落とそうとしている天女を僧侶が止めようとしている図」「世界に果たして手に入れるべき価値があるか否かについて形而上学的な問答をかわしている図」「単に眼鏡の所有権を争っている図」「流れ星の飛んでいく方向さえ変えることができる神通広大な聖文菩薩の悟りの境地をあらわした図」「怪獣の存在を全く忘れ去った図」などの様々な解釈が残されている。十牛図と並んで禅の深奥をあらわした画として名高い。

(『宇留寺正文縁起絵巻』より)

(古賀)


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