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2009年10月

2009/10/21

宮本武蔵 二刀流開眼

1963・東映

監督 内田吐夢
脚本 内田吐夢 鈴木尚之

原作 『宮本武蔵』 吉川英治
出演 中村錦之助 入江若葉 木村功 浪花千栄子他

STORY

柳生石舟斎宗厳の城に向い剣聖と剣を交えようとした武蔵の精神は、何の脈絡もなく400年後の世界へと飛び、そこで見慣れぬ道具で顔を撫で回す男の姿を明鏡止水の境地でながめているうちに知らず知らず両刀の刃を不思議な形で組み合わせた新しい構えを編み出していた。

得意げに石舟斎の前で新しい構えを披露する武蔵だったが、剣聖は一目で「肌に無理なく深剃りが効くが、それゆえ殺傷力が弱い」と二刀流の弱点を見抜き、髭を剃る時ぐらいしかその構えは役に立たないと言い放つ。

一方、吉岡清十郎は宿敵武蔵との対決を前に、両手ではなく髭で刀を自在に操る無敵の髭剣法を編み出していた。「フフフ…肌に無理なく髭を剃り落とすことができない限り、この髭剣法には勝つことはできん!」そして両者の血闘は京の都の刀鍛冶の間に思いも寄らぬ隙間産業を生み出すことになる。

【関連情報】

『宮本武蔵 二刀流開眼』(goo映画)

『宮本武蔵』(Wikipedia

『剃刀』(Wikipedia

345枚刃……カミソリの刃は多い方がいい?』(エキサイトニュース


(古賀)

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2009/10/18

【超過酷職場映画】

2009年11月21日公開

監督 佐藤祐市
脚本 いずみ吉紘
出演 小池徹平 マイコ 池田鉄洋 田辺誠一他

STORY

ある中国人の男が貧困のため世をはかなんで自殺しかけたところを、怪しい男に拾ってもらい怪しげな兵器会社に就職する。しかしそこは世界各地から集めてきた行き所の無い人間を半分機械のように扱う常識を越えたブラック会社だった。毎日、地下の死の行軍(デスマーチ)と穴掘りの繰り返しだけの危険が隣り合わせの過酷な職場にすっかり嫌気がさした男は、曲者揃いの8人の同僚と老技術者とともに、会社から脱走することを決意する。――あの名作SFコミックスを主人公以外の視点から語る異色作。

ブラックゴーストに勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

【関連情報】

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(goo映画)

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(Wikipedia

『サイボーグ009』(Wikipedia


(古賀)

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2009/10/12

ゴジラはつらいよ

1969・松竹

監督 山田洋次
製作 上村力
脚本 山田洋次 森崎東
出演 渥美清 倍賞千恵子 森川信 三崎千恵子 笠智衆他

STORY

ゴジラは学名“フーテンノゴジラザウルス”と呼ばれる風来坊怪獣。風の便りに地球規模の大激変による同族の絶滅を聞き、ジュラ紀のころに父親と喧嘩して飛びだした陸地にひょっこり帰ってきたところ、美しく成長した日本に大感激。何とか日本人と仲良くしたいという思いで東京にやって来たのだが、持ち前のおっちょこちょいと巨体で人を驚かせたり建物を壊したりの失敗ばかり。恩人の山根博士にさんざん迷惑をかけたことを恥じ、博士のお嬢さんに失恋した博士の子分の芹沢とともにまた寂しく海へと帰っていくのであった。

【解説】

世界的な長寿シリーズの記念すべき第1作。いつも「いい怪獣」どまりで終わってしまいウルトラマンのように人間との永続的な甘い関係をきずけない不器用なゴジラのペーソス漂う演技がこの作品を単なる怪獣ものの域を越えた国民的映画にした。

【関連情報】

『男はつらいよ』(goo映画)

『ゴジラ(1954)』(goo映画)

『男はつらいよ』(Wikipedia

『ゴジラ』(Wikipedia

オール怪獣対大ゴジラ。(唐沢俊一検証blog


(古賀)

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