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2005年7月

2005/07/31

アルマゲドン

1962年3月21日封切

脚本 木村武
監督 本多猪四郎
特技監督 円谷英二
出演 池部良 上原謙 水野久美 志村喬 田崎潤 ブルース・ウィリス ウィル・パットン他

【STORY】

地球の六千倍の質量を持つ怪星(黒色矮星)が太陽系に急接近し、このままでは間違いなく地球に衝突することが判明した。現在の科学力ではこの星を爆破するのは不可能と考えた田沢博士(池部良)たちは、原子力ジェットパイプを建設して地球の軌道を変える計画を立案し、石油採掘のプロフェッショナルたちを南極に派遣する。数々の困難を乗り越えて掘削した地中に核物質を埋め込み、推進機関を完成させて帰ろうとするハリー(ブルース・ウィリス)たちの前に突如出現するセイウチ状の巨大生物。アルマゲドンと名づけられた古代怪獣が噴射口を破壊するのを阻止するため、ハリーは起爆装置付きの核物質を積んだVTOL機で特攻を敢行する・・・自己犠牲の尊さを高らかに謳いあげた傑作SF映画。


(古賀)

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2005/07/27

紅十月

56/米

監督 ジョン・ヒューストン
脚本 ジョン・ヒューストン レイ・ブラッドベリ
出演 グレゴリー・ペック レオ・ゲン リチャード・ベイスハート他
原作 メルヴィル『白鯨』 トム・クランシー『レッド・オクトーバーを追え!』

【STORY】

「奴を必ずこのわしの手で仕留めてやる・・・」
海の男たちに赤い悪魔のとりついた鯨と恐れられる巨大な海の怪物『紅十月(レッド・オクトーバー)』のために片脚を失い復讐を誓ったエイハブ船長。彼の乗る捕鯨船ピークォド号がついに追い詰めた紅十月の正体は、意外にも某国の原子力潜水艦だった。しかしあくまでもあれは鯨だと言い張るエイハブ船長は、手にした旧式の鉄の銛一本で最新鋭のハイテク艦船を相手に壮烈な激闘をくり広げる・・・細かいことにあまりこだわらない頑固一徹な男の生きざまを迫力満点に描き出す海洋スペクタクル巨編。


(古賀)

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2005/07/23

怪奇電車男

監督 竹本弘一
脚本 伊上勝
音楽 菊池俊輔
出演 藤岡弘 小林昭二 真樹千恵子他 
原作 石ノ森章太郎

【STORY】

無名ライター731は電車男である。彼を改造した毒男板は世界征服までは企んでいない悪の公開掲示板である。電車男は全独身男性の夢と希望のためにエルメスとつきあうのだ!

「こ、ここはどこだ。ぼくはどうしたんだ?」
「目が覚めたかね、731…君は栄光ある毒男板の一員に選ばれ、改造人間『電車男』として生まれかわったのだ・・・」
「ぼくが改造人間?そんな馬鹿な・・・」
「信じていないようだな・・・では、今から君の体に5万ボルトの電流を流す・・・普通の人間なら1瞬にして黒コゲだが、怪人『電車男』になった君の体は、その電気エネルギーをうけて線路の上を時速100キロで走ることができるのだ!」
「うわあああああああ!」
「さあ、731。脳改造手術のあとはわれわれ毒男のために電車馬のように働いてもらおう!」
「馬車だろ・・・」

同時上映 『恐怖痴漢男』


(古賀)

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2005/07/20

未知との遭遇

77/米

監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 スティーヴン・スピルバーグ
製作 ジュリア・フィリップス マイケル・フィリップス
出演 リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー他
原作 『客』 筒井康隆

【STORY】

玄関で声がした。「ええ、ごめんくださいませ。わたしは、異星人でございますが」
「わっ、第3種接近遭遇だ」おれはとびあがった。
「あなた。第3種接近遭遇よ」妻が台所から走りでてきた。
「ばんざあい。第3種接近遭遇だ」六歳になる長男も、おどりあがって、玄関へ飛び出した。
異星人は四十歳前後の愛嬌のある男だった。
「さあ。どうぞ。こちらへどうぞ」おれたちは、手とり足とり彼をリビングルームへ案内した。
「ええ、わたしは異星人でございまして、その節はいろいろと。本日はまことにお日がらもよろしく、まことにご愁傷さまで」
「いえいえ、ほんとに。遠い宇宙の彼方からよく来てくださいました」
妻は冷蔵庫のものをあらいざらい出してもてなしはじめた。げらげら笑っていた。
「ところで、お宅ではきっと異星人が突然やってきた時のために、何か防衛用の兵器を隠し持ってらっしゃるのでしょうね」異星人はげらげら笑いながら、尋ねた。
おれは笑いころげた。「いいえ、そんなものわざわざ用意していません」
「すばらしい。それはすばらしい。ではさっそく万が一のために軍隊を呼びましょう」
異星人はそう叫び、部屋の中のものをひっくり返しながら、電話の方へ近づいて行った。
「だめですわ」妻がわーっと泣き出した。「軍隊なんか来てくれません。だって異星人の存在を信じる純粋な心を持っていないんですもの」
「おお。なんて冷たい世の中でしょう」異星人はおいおい泣き出した。「なんて冷たい時代でしょう」
異星人は約1時間、おれたちと楽しく遊んでくれた。とても友好的ないい異星人だったので、おれは彼に十万円やることにした。
異星人は踊るような足どりで、アパートの廊下を帰っていった。
銀河系にはこの地球に似た惑星の数が百万個以上もあるが、その惑星の上にいったいどんな人たちが住んでいるのか、おれたちは知らない。


(古賀)

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2005/07/16

スターウォーズ エピソードⅢ それいけ!アナキン・スカイウォーカー

05/米

監督 ジョージ・ルーカス
脚本 ジョージ・ルーカス
出演 ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン ヘイデン・クリステンセン他
原作 やなせたかし

【STORY】

フォースの力みなぎる勇敢な若者アナキンは、袂を分かったジェダイ騎士団の卑劣な攻撃のためこてんぱんにのされて力が出なくなりピンチにおちいるが、優しいパルパティーンおじさんが暗黒面をこねあげて作ってくれた新しい黒い鎧をもらって、元気百倍。悪とフォースだけが友だちの暗黒マン(単数形)になり、銀河帝国のために大活躍をする――子供に大人気のスーパーヒーロー『ダース・ベーダー』の誕生を壮大なスケールで描き出した痛快娯楽巨編。

第1作「スターウォーズ キラキラ(killerkiller)星の要塞」から数えて28年、アナキンシリーズついに完結。


(古賀)

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2005/07/13

宇宙戦争

05/米

監督 スティーヴン・スピルバーグ
製作 キャスリーン・ケネディ コリン・ウィルソン
製作総指揮 ポーラ・ワグナー
脚本 デヴィッド・コープ ジョシュ・フリードマン
出演 トム・クルーズ ダコタ・ファニング ティム・ロビンス他
原作 H・G・ウェルズ『宇宙戦争』 吉田戦車『戦え!地球人くん』

【STORY】

異星の人たちったらすごいんです・・・・・・。

大きくて強そうなトライポッドでどんどん攻めてくるの・・・・・・。

一方的に押しまくられ、あたし息がつまりそうだった・・・・・・。

こんな時ほど二児の父である自分を恥ずかしく思うことはないわ・・・・・・。

だってピンチに遭うたび体がじんじんしびれてきちゃって・・・・・・。

もう自分の体が自分のものじゃないみたいに異星人に向かっていくんです・・・・・・。

自分がこんなみだらなトム・クルーズだったなんて知らなかった・・・・・・。

雨あられの攻撃に町を焼け野原にされつつ――あたし、イッちゃったんです・・・・・・。


(古賀)

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2005/07/07

ロミオとジュリエット

68/英・伊

製作 ディノ・デ・ラウレンティス
監督 フランコ・ゼフィレッリ
脚本 フランコ・ゼフィレッリ フランコ・ブルサーティ
出演 オリヴィア・ハッシー レナード・ホワイティング マイケル・ヨーク他
原作 戯曲『ロミオとジュリエット』 落語『小言幸兵衛』 オペラ『小言公爵』 

【STORY】

「どうもこまったことになっちまった」
「公爵様、どうかいたしましたか?」
「どうかしたどころか、あなたとあなたの息子さんのロミオがヴェローナにひっこしてくると、この市に世界的悲劇が起きるからこまるんだ」
「世界的悲劇がおこる?どういうわけで?」
「いいかい、この辺には若い娘もいるんだよ。なかには浮気っぽい娘もいまさあ」
「いいえ、てまえのせがれは堅物でございますから・・・」
「それがずうずうしいってんだ。堅い、堅いといったって、イタリア人だよ。間違いがおこらないとうけあえるものか・・・ばあさんや、この辺に浮気っぽい娘はいるかい。娘とは限らねえな。娘でも年増でも浮気っぽい女はいるかい?え?マクベスさんとこの三人の魔女が年増だ?・・・・・・年増すぎるよ。そんなベム、ベラ、ベロとか変な名前がついてそうな半妖怪を数に入れちゃいけないよ。このモンタギューさんがひっこしてくる近くに誰か色っぽい女はいねえかと聞いてるんじゃねえか・・・え?キャピュレットさんとこのジュリエット?そうか、ジュリエットがいたな。こりゃあまずいや・・・ねえ、モンタギューさん。お前さんが引っ越してこようという筋向かいに、キャピュレットさんの屋敷がある。ここの娘がジュリエット。まもなく十四になるが、これがヴェローナ小町とよばれるきりょうよしだ。引っ越したはじめのうちは遠慮があるからよそよそしいけれど、毎日毎日顔をあわせているうちにはそうそうだまってばかりはいられない。おはようございますとか、ごきげんようとか、マリア様がみていらっしゃるとかイタリアっぽいあいさつをかわすようになるだろう」
「ええ、そうなるでしょうな」
「そうなるでしょうなんてのんきなことをいってる場合じゃないよ」
「え?」
「そんなある日、キャピュレットさんのところで仮装舞踏会がひらかれる。娘のジュリエットだって、ひとりでぼんやりと縫いものなんかしていてもつまらねえから、宴会に顔ぐらい出すだろう。そこへやって来たのが、招待されてもいないおまえさんの息子のロミオだ」
「へえ、やって来ますか」
「やって来るとも。ずうずうしい野郎だから・・・」
「いいえ、てまえどものせがれにかぎってずうずうしいようなことは・・・」
「それが親ばかってやつだ。おまえさんの息子は、かねがねジュリエットのきりょうに目をつけていたから、仮装舞踏会が終った後もそのまま庭園に居残ってジュリエットがまた顔を出すのを待ちかまえている。そしてバルコニーにジュリエットが出てくると、おまえさんの息子はいうことがきざだ。『ジュリエット、ぼくは誓います。樹々の梢を銀色に染めているあの美しい月の光にかけて、あなたを愛すると』・・・それからバルコニーによじのぼってジュリエットの部屋にあがりこんでしまう。実にどうもずうずうしいったらありゃしねえ・・・嫁入り前の娘の部屋になんだってのこのこあがりこむんだい?しかもベッドシーンだよ。神聖なるシェイクスピアでそんなことが許されると思っているのかい?」
「あのう・・・まことに申しかねますが、おはなしがだいぶ長くなりますようで、てまえはほかに用もございますから、ちょっと用たしにいってまいりたいのでございますが・・・」
「おまえさん、なにをいってるんだい。こういう両家の仲違いがもとで愛しあう若い二人が命を落とすような悲劇の種をまいときながら、今さら用たしにでかけるなんてとんでもないこった・・・ばあさん、かまわないからおもてへしんばり棒をかってしまいな」
「へえ、これはおどろきました」


(古賀)

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2005/07/01

マクロの決死圏

66/米

製作 ソール・デヴィッド
監督 リチャード・フライシャー
脚本 ハリー・クライナー
出演 スティーヴン・ボイド アーサー・ケネディ ラクエル・ウェルチ他

【STORY】

外科手術不可能な状況で、生命の危機が迫る亡命科学者を助けるためのたった一つの方法。
それは患者をマクロ(巨大)化して、水と一緒に潜水服を着た小柄な医師団を飲み込ませ、体の内側から病巣を治療することだった。ところが医師団が治療を完全に終らせない内に目を覚ました科学者は、そのまま凶暴化して手術台の鎖を引きちぎって暴れ出し、美人看護婦を鷲掴みにしたままエンパイアステートビルをよじ登り、飛んでくる複葉機を叩き落しはじめる。果たして医師団が体内から生還するのが先か、科学者が退治されるのが先か・・・人体内部の幻想的な航海(カラー)と、巨大モンスターの迫力満点の大暴れ(モノクロ)が交互に描き出されるスリリングなSF映画の傑作。


(古賀)

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