August 12, 2007

すぱ☆すた

73/

監督 ノーマン・ジュイソン

脚本 ノーマン・ジュイソン

製作 ノーマン・ジュイソン

出演 デッド・ニーリー カール・アンダーソン イヴォンヌ・エリマン他

原作 『ジーザス・クライスト・スーパースター』 美水かがみ

STORY

ごく普通の救世主と使徒のまったりとした最後の七日間を描き大ヒットした傑作映画。やたらとチョココロネを五千人分に増やす奇跡をひきおこすキリストが典型的なオタクであるため「こんな時代にこんなオタクがいるか!」とネットで賛否両論を巻き起こした。

映画主題歌『もってけ!聖骸布』のシングルCDは、長い間キリストの肉声を録音したCDだと敬虔な信徒たちに信じられていたという。

【関連情報】

『らき☆すた』(Wikipedia

『ジーザス・クライスト・スーパースター』(Wikipedia

『聖骸布』(Wikipedia

 

(古賀)

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January 13, 2007

ヴェニスの商人

04/米 英 伊 ルクセンブルグ

監督 マイケル・ラドフォード

脚本 マイケル・ラドフォード

製作総指揮 マフレッド・ワイルド マイケル・ハマー ピーター・ジェームズ他

出演 アル・パチーノ ジェレミー・アイアンズ ジョセフ・ファインズ リン・コリンズ他

原作 落語『大工調べ』

STORY

「どうした、アントーニオー、うかねえ顔して。ぼんやりしているじゃねえか。おめえ、身体でも悪いのか」

「えっへっへっへ…おれは身体なんぞどこも悪くねえんだ。ただおれの体の肉1ポンドがなくなっちまうから困ってるんだ」

「馬鹿だな、おめえは…体の肉1ポンドといやあ、命から2番目のものじゃねえか。そんなもの食っちまうやつもねえもんだ」

「いやあ、食いやしねえよ。蛸じゃねえもの」

「なに言ってやんでえ。その食ったんじゃねえよ。たまってた借金の抵当かなんかに持っていかれるんじゃねえのか?」

「あははは、当たった」

「ばかっ、当たったじゃあねえ。そんならそうと早く言うがいいじゃあねえか。いってえいくらためたんだ」

「3000ダカット」

(中略)

「シャイロック、なんだいほんとうに。てめえなんぞ、出るところへ出るぞ。そうすりゃあ白黒がはっきりつくんだから。強いこちとらにゃあ、弱い名判官ダニエル様が味方に…」

「何を言ってるんだ、あべこべだよ」

「そうだ。あべこべがついてるんだ。あの…お白州へ出て人肉を食べて喜ぶねえ」

「人肉を食うやつがあるか。3000ダカットの抵当に切り取るんだ」

「そうだ。切り取るんだ。お前みてえなユダヤ人がこのヴェニスで大手を振って商売していられたのも慈悲深い公爵様のおかげだ。てめえなんぞ公爵様が亡くなっても、しみったれだから香典ひとつやらねえだろ」

「いいぞ、いいぞ」

「おれもやらねえ」

「よけいなことを言うない」

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『大工調べ』

 

(古賀)

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December 02, 2006

ルパン三世 カリオストロの城

1979年 日本

監督 宮崎駿

脚本 宮崎駿 山崎晴哉

作画監督 大塚康生

音楽 大野雄二

声の出演 山田康雄 増山江威子 小林清志 井上真樹夫 島本須美他

原作 落語『出来心』

STORY

「今度こそはと思い公営カジノに忍び込んで金庫の有り金を全部いただきました」

「ほう…うまくやったな」

「ところがこれが大笑い…全部にせ札だったんで」

「馬鹿、笑ってる奴があるか…いつまでも売り出したばかりのやっきになってる青二才じゃあるまいしどうにもしょうがねえやろうだ。草葉の陰のお祖父さんに申し訳ねえと思わねえのか。1度でいいからお城に忍びこんでお宝をいただくぐらいの大仕事をしてみろ」

 

(中略)

 

「ううっ、く、苦しい。うで卵がのどにつまっちゃったんで…ちょっと背中をたたいてください」

「こうか…どうだ…」

「あっ、なおりました。ご親切にありがとうございます」

「ありがとうございますって…いったいおめえはだれだ?」

「少々ものをうかがいます」

「ふざけるなよ、ものをきく人間が、人んちの食堂へあがりこんで、うで卵を食うってはなしがどこにあるんだ」

「そうですね、ちょいとおかしなはなしで…」

「ちょいとおかしいもねえもんだ…いったいなにを聞きてえんだ」

「ええと…この近くにおいでになりますまいねえ」

「だれが?」

「いえ…あの…カリオストロ伯爵さんなんで」

「そうかい、それならそうとはやくいえばいいじゃねえか。カリオストロ伯爵はおれだよ」

「ええっ、あなたが?そんなことはないでしょ」

「なにをいってるんだ。おれがカリオストロ伯爵だよ」

「いいえ、あなたでないカリオストロ伯爵なんで…もっと、四角くない顔のカリオストロ伯爵」

(中略)

「ロリコンのお姫さまがお宝目当ての結婚式のために可哀想な伯爵を幽閉…」

「何を言ってるんだ、あべこべだよ」

「そのあべこべを医者にかけることもできませんが、まあ、12時間あればジェット機だってなおります」

(中略)

「何か金目のものは盗まれましたか?」

「金目のものねえ…どうでしょう。黄金でできたローマの遺跡なんてのは…」

「金のローマの遺跡?そんなものが湖の中にあったんですか?」

「いえ、ないから盗られていません」

「盗まれてないものなんかどうして言うんですか」

「警部さんの顔を立てて…」

「そんなよけいなことを言ってないで…いったいなにを盗られたんですか」

「なにを…っていわれるとよわるんですが、だいたい泥棒ってものはどんなものを持ってくもんでしょう?たとえば、警部さんの懇意にしている泥棒ならどうです?」

「いやなこというなあ…しかし、まあ、ちょいとしたところで偽札の原版なんか」

「そうそう、私が盗まれたのもその偽札の原版なんです」

「なるほど偽札」

「裏は花色木綿」

「偽札の裏にそんなものをつけるやつがあるか」

「使う人にすぐ偽札とわかって良心的です」

「良心的に偽札刷ってどうする」

「そうそう、それからあの人はとんでもないものを盗んでいきました」

「ほう、何をですか」

「私の貧の盗みの出来心です」

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『出来心』 

 

 

(古賀)

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November 23, 2006

時をかける少女のウォーゲーム チカ子の噂でワニワニ!?

2006年7月15日公開

監督 細田守

脚本 奥寺佐渡子

キャラクターデザイン 貞本義行

原作 『時をかける少女』 筒井康隆

声の出演 仲里依紗 原沙知絵 石田卓也 板倉光隆他

STORY

小さい頃、叔母の芳山和子から貰った大事な時計を踏切事故で壊してしまった紺野真琴は、時間の国の女王様から過去や未来に自由に行き来することができる不思議な時計をもらった。

 

ある日、クラスメートの妹である情報屋のチカ子が「川で巨大なワニを見た」と言ってみんなから嘘つきよばわりされ総スカンにされているのを見るに見かねた真琴は、魔法の時計の力を使い過去の世界から巨大なワニを連れてきた。ところがワニだと真琴が思っていたのが、白亜紀後期に生存した大型の肉食恐竜ティラノサウルス・レックスであったため、事態はどんどんややこしい方向に。

 

あわてた真琴は時計の力で無理矢理恐竜を過去へと送り返すが、その時にうっかりパソコン等の文明の利器も一緒に送り込んでしまったため歴史の流れが変わってしまい、人類とは別の系統で進化を遂げた恐竜の末裔、デジタルモンスターがネットワーク上にあらわれ世界は最終戦争の危機にみまわれ事態はさらにややこしい方向に。こんな人類存亡のピンチに我らがヒーローゲゲゲの鬼太郎は何をしていたかというと特に何もしていなかった――鬼才細田守が自らの総力を投入して作り上げた傑作SFアニメーション。

(古賀)

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October 05, 2006

日本沈没2 沈んだらおどろいた!!

90/丹波企画 

 

製作総指揮 丹波哲郎

監督 服部光則

脚本 丹波哲郎

出演 丹波哲郎 丹波義隆 中原ひとみ 土屋里織 ジュディ・オング 竹中直人他

原作 『日本沈没』 小松左京

    

STORY

日本人移住計画の移住者リストの選に漏れ、沈没する日本列島に置き去りにされ絶望した1人の男。

全ての土地が海中に没し,もはやこれまでと観念して自ら沈んでいく男の目前にあらわれた不思議な光景。海中に出現した幻想的な建物の中に招き寄せられた男は、そこでの歓待があまりにも素晴らしかったので自分を置き去りにした人々に一言お礼を言いたくなり、亀にのって再び海の外へと戻っていった。しかし外界ではすでに何百年も経っており、日本以外の全ての国も海中に没して跡形もなかった――――竜宮城の宣伝マンを自任する丹波哲郎が小松左京の原作を元に作りあげた破天荒な特撮スペクタクル映画。

同時上映 『日本沈没1 沈んだらどうなる』

    

   

(古賀)

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October 01, 2006

日本上昇

2006年9月2日公開

監督 河崎実

脚本 右田昌万

監修 実相寺昭雄

出演 小橋賢児 柏原収史 松尾政寿 藤岡弘 村野武範 筒井康隆他

原典 『日本沈没』 小松左京

原作 『デラックスな日本沈没』 星新一

STORY】

ポプ星からやって来た宇宙人に「これから1年以内に日本列島は海中に没する」と告げられたエフ博士は、資産家のアール氏の協力を得て、苦心の末に沈没とは逆向きの力を人工的に発生させる日本沈没防止装置を完成させる。だが博士の発明した超小型で金色でゴージャスでスマートでデラックスな防止装置は強力すぎるのが欠点だった・・・拳銃を突きつけてエフ博士から装置を奪っていった悪人がうっかり装置を沈没よりはるか前に作動させたために日本はとんでもない事に・・・いや、とんだ事に!

原作は「ある日、エヌ氏が自宅でくつろいでいると、玄関で日本が沈没する音がした」という出だしではじまる星新一のショートショート。小松左京を祝う会の席上で筒井康隆に「星さん、日本沈没の逆パターンで何か作ってください」ともちかけられて面白がって作ったのだという。星新一ショートショート1001にも収録されていない幻の作品である。

このたびの映画化には「映画タイトルがそのままネタバレなのはいかがなものか」と一部のファンから苦情が殺到した。

【関連キーワード】

『日本以外全部沈没』

(古賀)

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July 09, 2006

奇談 キダン

05/日本

監督 小松隆志

製作総指揮 小松靖

脚本 小松隆志

出演 阿部寛 藤澤恵麻 ちすん 神戸浩他

原作 諸星大二郎

STORY】

「わたしの名は稗田礼二郎、古墳についての新説で物議をかもした新進の考古学者だ。わたしの考えは空想的すぎるのか…?古墳は王の墓であったとともに悪霊が現世と異界を往還する通路だった。装飾古墳の石室の文様はその通路を開け閉めするための呪文だと断じても間違いはない。しかしその異界を…人間がどじなことやうっかりしたことをしでかすと引き込まれてしまう『ど次元の世界』だと解釈し、日本各地のそこつ者伝説と結びつけるに至っては、マスコミ受けを狙っている胡乱な学者とみなされてもやむを得んか…」

礼二郎が聖書異伝『世界開始の科の御伝え』調査に訪れた東北の隠れキリシタンの村で巻き込まれた奇怪な人間消失事件。彼はそこで神隠しにあった人々が全てうっかりものの人、ものわすれのひどい人、どじな人ばかりであることを調べあげ、この三次元世界のすぐ隣にあるが普通の人間には見ることも感じることもできない『ど次元の世界』に行ってしまったのではないかと推理する。

ど立第三中学校の生徒で父親が神隠しにあった林元太(通称どじ元)という少年の協力により、バケツの底に奇妙な文様を描き加えど次元世界への通路を作り出すことに成功した礼二郎。ど次元世界へと足を踏み入れた礼二郎と元太は、造物主(作者)がいいかげんに思いついたためになにげなくふと存在する異形の者たちが封印を解いて地上に出ようとする光景を目のあたりにする。

「太古に2種類の人類がいた。知恵の木の実を食べたあだん(アダム)の一族と生命の木の実を食べたじゅすへるの一族。そしてこのど次元にいる者たちは全て、知恵の木の実を食べなかったためについついそこつなことやどじなことをしでかしてしまうじゅすへるの一族だ。彼らは一定の時期がくると、ついうっかりこのど次元の世界に引き込まれ、自然なものすべてを憎む邪悪な異形の者と化していったのだ。彼らがよびかけているあの空間を見ろ!あれは彼らが生まれて帰っていく造物主(作者)の頭の中の世界なのだ。きりんと参る日まで苦しみつきざると言うなり……」

「先生、いろんな話がごっちゃに混ざりすぎですよ。じゃなくて、どうすればこの世界から抜け出せるのでしょうか」

「うむ、いいかね。われわれはどじなことをしたためにこの世界にきた。この世界はまともでないことだらけである。したがって、ど次元の世界ではまともなことをすればまさつがおこって、他の世界へ行くことができるにちがいない」

「でもひと口にまともなことといっても…」

「まあ、わたしのやり方をみておれ」

ふんどし一丁の裸になりザルを持って泥鰌すくいを踊りだす稗田礼二郎。

「カラスムギガホーサクダヨ~インゲンマメモ~」

どこからともなくわらわらと集まってきたヒルコ、人似草、邪ぶる神、玄牝、木星第一衛星イオの住人、カオカオ様。

「異界の住人たちが先生に親近感を感じているようですね…」

「てめーらいいかげんにしないと、どてっ腹にカツブシ三本つっこんで猫けしかけるぞ!!」

そこに突如どてっ腹にカツブシつっこまれ猫に追われながらあらわれた元太の父。

「見ろ、このみにくい姿を!これも禁断の場所をおかした報いだ!」

「父さん!」

「あきらめろ、父さんは死んだんだ!」

何とかど次元の世界から抜け出し、バケツの文様を消してど次元への通路を封印した礼二郎と元太。

「ここは禁断の場所だ。2度とあけてはいけないのだ…」

稗田礼二郎のノートはここまでである。ど次元の世界はいまだ神秘のベールに包まれ、そこでは元太の父が猫におっかけられているという…。

熱烈なファンを多く持つ漫画家諸星大二郎の最高傑作として名高い『ど次元世界物語』『生命の木』『黒い探求者』。三作とも甲乙つけ難いので全てをミックスして完全映画化。

【関連キーワード】

『妖怪ハンター』

(古賀)

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June 27, 2006

DEATH NOTE デスノート(前編)

2006年6月17日公開

監督 金子修介
出演 藤原竜也 松山ケンイチ 瀬戸朝香 香椎由宇他
原作 『キラがくる!!』 大場つぐみ 小畑健 藤子不二雄A 共作

【STORY】

「コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」

東大合格間違いなしの優等生だが、変な名前のためイジメをうけている夜神月(ライト)。
しかし彼の正体はそこに書き込まれた名前の主は必ずうらみ念法の力で死んでしまうという黒い死神の手帳の持ち主だった。新世界の神になった彼は、夜になると不気味な死神のスタイルに変身し、目ざわりな不良や、警察官である自分の父を悩ませる犯罪者や、憧れの人である海砂(ミサ)さんに言いよる男たちを次々と残酷な方法で始末していく。

段々と死神の手帳の力を借りなくても自分のうらみの力だけで人を始末できるようになった月の前に突如あらわれた従兄弟のL。ちびっ子ながらも世界一の名探偵といわれる悪魔のような頭脳と性格を持つLは、大量殺人鬼『キラ』の正体が月ではないかと疑いはじめる。

自分に匹敵する恐るべき力を持つLに苦戦しながらも、その裏をかこうとする月。

死神が人間界に落とした一冊のノートから、二人の選ばれし者の知力とうらみを駆使した壮絶な戦いがはじまる。累計1500万部突破。読者の間に熱狂的なうらみブームをひきおこしたカリスマコミックの映画化。

(古賀)

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May 14, 2006

サイボーグ009 かってに怪獣戦争

1967年 東映

監督 芹川有吾
製作 大川博
作画監督 木村圭一郎
出演 太田博之 鳥山京子 ジュディ・オング他
原作 石ノ森章太郎 
脚本 久米田康治

【かってに怪獣戦争 登場人物】

009(島村ジョー)
自分がブラック・ゴーストに改造されたサイボーグだと信じている思い込みの強い若者。永遠の17歳。

003(フランソワーズ・アルヌール)
009のフランス人の幼馴染。他の00ナンバーにフランス語を強要する。

007(グレート・ブリテン)
シェイクスピア俳優の下っぱ。普通の人間より弱い。

ギルモア博士
元ブラック・ゴースト科学部の部長。009に生みの親だと思われている。

ヘレナ
美人で有名な敵のサイボーグ。ブラック・ゴーストにやきそばパンで洗脳されていたが、005が好みのマッチョだったために寝返る。

ブラック・ゴーストの首領
正体は三つの脳味噌。三つの脳味噌でないと演じられないといわれた難しい役。

【STORY】

全ての戦争を背後で操る死の商人だったはずが、009たちに本拠地を爆破されたために崩壊し、中途半端な色物兵器のセールスマンとして変態化していったブラック・ゴースト。
「貴様らのおかげでわしはブラック・ゴーストの総統からただの中間管理職に格下げされてしまったのだ!」
逆恨みにより次々と襲いかかる敵のサイボーグたち。
「ああ、美都市で有名なロンドンやパリやとらうま町がむごい目に!」
「そう、最近この界隈…じゃなくて世界中で超音波を吐く怪獣に襲撃される事件が続発しているわ」
「博士、最終決戦にそなえてぼくを普通より百倍早く動けるように加速装置をつけてパワーアップしてください!」
しかし博士に手渡された『必勝!株リッチ大作戦』(永野のり子・画)を読んだために株取引にはまってしまい普通の百倍の速度で大損。
「絶望した!ネット株に絶望した!」
「違和感ないけど、この時期にはまだその決めゼリフはなかったと思うわ」

次回、サイボーグ009超銀河伝説。「ボルテックスとボルボックスは一字違いで大違い」の巻。

(古賀)

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April 05, 2006

憂国

70/日本

監督 三島由紀夫
製作 三島由紀夫
脚本 三島由紀夫
主演 三島由紀夫
撮影 三島由紀夫
原作 『神聖モテモテ憂国』 三島由紀夫 ながいけん(共作)

若き陸軍歩兵中尉の壮絶な割腹自殺を描いた三島由紀夫原作の小説をもとに、三島由紀夫が自ら脚本を書き、三島由紀夫が自ら主演し、三島由紀夫が自ら割腹して果てるのを、三島由紀夫が自ら東京市ヶ谷の自衛隊総監部で撮影した幻の作品。

【STORY】

三島先生は次々と傑作を文壇に発表する傍らで、ボディビルで肉体を鍛え上げ憲法改正を画策する忙しい男である。
「クーデターーービーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーームッ…フン…出ねー事はわかっていたのよ……」

『遺言状 わしは例のバカみたいな人間宣言に絶望して死にます。わしの死骸は売国奴にもっていかれる前に金閣寺で葬り去ってください。あとわしが死んだら、日本の国体は天皇に返してください。これは二千六百年前から決まってた事なのでいやでもお願いします』

ビジュアル系愛国者三島先生EDテーマ

『自決マイラヴ』

巨大な大義を前にしてわしの自決が美しい
うなれ自決きらめけ自決
いいぞいいぞわしの自決
みんなの期待をこめて
わしの内臓が主の苦痛も知らぬげに、
健康ないやらしいほどいきいきとした姿で
喜々として辷り出て股間にあふれるのを見た
「いいぞ…わしは何か大変なものを
見ているのか?」
内臓は戻って
きませんでした

「愛国者は死後評価されるので死んでしまえばこっちのものよ!介錯5秒前!」
「うわあ待てバカ!割腹なんてそんな文学者の死に様があるか!」


(古賀)

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