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2010年1月

2010年1月14日 (木)

落語『ロケット算』

ある買い物上手な男が弟分に頼まれて、近くのロケット屋に光子ロケットを買いに行く。ここの店員は少しぼんやりした性分で特殊相対性理論が良くわからない。
男はまず「これは光と同じ速度で飛ぶロケットです。1万宇宙クレジットの値打ちがあります」と店員にすすめられたロケットを1万宇宙クレジットで買う。続けて同じようにもう1つ光の速さで飛ぶロケットを1万宇宙クレジットで買う。合計で2万宇宙クレジット。
それから最初に買ったロケットから2番目に買ったロケットを飛ばしても光速を越えないのを店員に見せつけて、「ほら、2つのロケットの速さを足しても光速にしかならないということは、1つのロケットは光速の半分しか出せないということだ。光の速さで飛ぶロケットの値打ちが1万宇宙クレジットならその半分の速さでしか飛ばないロケットは半分の値打ちしかない。2つで1万宇宙クレジットにしろ」とまけさせて、1万宇宙クレジットを返金させる。
しまいには「よく考えたらロケットは1つしかいらない。1つは返すよ。代金も半分返してくれ」と言って、通常の半額の5000宇宙クレジットでまんまと1つ光子ロケットを手に入れた。

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『壺算』

『特殊相対性理論』(Wikipedia

『光速』(Wikipedia


(古賀)

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