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2008年10月 5日 (日)

『血で描く』 R・A・ラファティバージョン

わいはサブカルチャー評論家のKや――鐘と太鼓で探しても、これだけのインテリは見つからんど。
(中略)
「世の中を呪いながら沼波恭一が自分の血を混ぜたインクで描いた漫画『血で描く』が生きた人間も消去することを、なぜ教えてくれなかった?」新の声はうわずってるみたいや。
「教えたやないか。その本の持ち主はかならず行方不明になるか悲惨な死に方をすると。どや、ホームベースの状況は?こら冗談やけど」
「冗談じゃない。久留間はたまかを抱いたまま本の中に消えてしまったんだ。本は重要参考物件として警視庁の地下金庫に厳重に保管されるそうだ。どうすればいい?」
「きまってるやないか。みんなに説明したれや。『血で描く』を読んで消えた人らは、生きていてもなんの役にも立たん奴等ばっかりやったんや。『血で描く』はまちがいなんかせえへん」
「そんなことで、消された人たちの両親や、配偶者や、子供たちがなっとくすると思うか。やつらは血に飢えているんだ」
「貸金庫の中にある元原稿の血を吸ったらええ――そないいうたれ、新」
わいが教えたんは、古いジョークなんや。
(参考:ハヤカワ文庫『九百人のお祖母さん』P385、P397~P398)

【関連情報】

『唐沢俊一』(Wikipedia

『R・A・ラファティ』(Wikipedia


(古賀)

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