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2008年9月 4日 (木)

『血で描く』 落語『まんじゅうこわい』バージョン

「そこにいる黒い帽子に眼鏡の特異なスタイルのKという男、お前は何がこわいんだ?」
「おれか?おれは最近出版された小説『血で描く』がこわい」
「『血で描く』?おかしなものがこわいんだな」
「何でも自分の胞衣を埋めた上をいちばんさきに通ったものが虫が好かねえそうだから、おまえさんの胞衣を埋めた上を『血で描く』が通ったんだろう」
「いや、本が歩くわけはねえから、世の中を呪いながら自分の血を混ぜたインクで原稿を描いた漫画家かなんかが通ったんじゃねえか」
「とにかく、おれは『血で描く』が沢山置いてあるのを見ると、それだけでぞーっとなって、ふるえがとまらないんだ。……ああ、話しているだけで気持ち悪くなってきた。向こうの部屋で少し寝かせてもらうよ」
「どうだい、みんな聞いたかい。おかしな野郎がいるじゃねえか。『血で描く』がこわいだってやがらあ…ここはひとつみんなでAmazonに1人千冊ずつ『血で描く』を注文して、それを野郎の枕元に並べて怖がらせてやるというのはどうだ?」
(中略)
「この野郎、いっぱい食わせやがったな。本当は何がこわいんだ?」
「えへへ、このへんでAmazon好意的なレビューがいっぱいこわい」

【関連情報】

『唐沢俊一』(Wikipedia

『唐沢俊一』(はてなキーワード)

落語のあらすじ 千字寄席 『まんじゅうこわい』

 
(古賀)

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