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2008年9月20日 (土)

『血で描く』 千夜一夜物語バージョン

シャハラザードは朝の光が射してくるのを見て、つつましく話すのをやめた。
妹のドニアザードは言った。
「おお、お姉さま。今あなたの語られた『世の中を呪いながら血で描かれた不思議な書の物語』は何と面白く、興味深く、奇怪至極な話なのでございましょうか」
するとシャハラザードはこれにほほえみかけて答えた。
「けれども、妹よ。この話はもしわたくしになお生命があるならば明晩あなたに話してあげるつもりの、『千の間違いのある本を書いた東洋(盗用)の博学の男の物語』に比べれば、ものの数ではありません。」
それを聞いたシャハリヤール王は心の中で思った。
「アッラーにかけて、その間違いを一つ残らず聞き終わるまではこの女を殺すまい」

【関連情報】

『唐沢俊一』(Wikipedia

『千夜一夜物語』(Wikipedia

 
(古賀)

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