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2008年7月17日 (木)

落語「やかん指南」前編

無学者、論に負けずなんてことを申します。


「熊さん。すまないが、ちょっとつきあってくれ」
「つきあえ?どこに」
「じつは、ちょいとひとつ稽古してみたいものがあるんだ。いっしょに行ってくんねえ」
「稽古?へえー、一体何を稽古するんだ」
「この笛育長屋の10軒先に『知ったかぶり指南所』てえのができたんだ。で、そこへ行ってひとつ知ったかぶりの稽古をしてみようと思うんだ」
「あきれかえったな、おまえは……知ったかぶりなんてえものは、うっちゃといても、何かのはずみで出るもんだ。あんなものをわざわざ金を出して稽古する馬鹿があるかい」
「おまえのように言っちゃあはなしはおしまいだ。なるほどおまえの言うとおり、知ったかぶりなんてえものは、うっちゃっといても出るよ。出るけれども、向こうはわざわざ銭をとって教えるんだから、どこかちょいと乙なところがあるんだよ。一緒に行ってくんねえ」
「しようがねえなあ」

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(古賀)

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