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2008年5月 2日 (金)

『心に残る聖書の言葉』 イエス・キリストの憂鬱2

「ある日、突然僕は自分に、魔力が備わったことに気付いた。その力をどう使うべきかも何故か知っていた。僕と同じ力を持つ存在が僕と同様に力に目覚めたこともね。ついでにそれがイエス・キリストによってもたらされたことも」

「一億万歩譲ったとして、イエスにそんなことが出来るとは思えん」

「そうでしょうね。我々だって信じられなかった。一人の人間によって世界が創造されたのかもしれない、なんてことをね。しかもその人間はこの世界を自分にとって面白くないものだと思いこんでいる。これはちょっとした恐怖ですよ」

「なぜだ」

「言ったでしょう。世界を自由に創造できるなら、今までの世界をなかったことにして、望む世界を一から作り直せばいい。そうなると文字通りの世界の終わりがおとずれます」

「だったらイエスに自分の正体を明かしたらいい。悪魔(サタン)が実在すると知ったら、喜ぶぞ、あいつ。世界をどうにかしようとは思わないかもしれん」

「それはそれで困るんですよ。イエス・キリストが悪霊や魔力なんて日常に存在するのが当たり前だと思ったなら、世界は本当にそのようになります。物理法則がすべてねじ曲がってしまいます。そこにある石が命じるだけでパンになり、水がブドウ酒になる。高い所から飛び降りても傷一つなく、ソロモンのような栄耀栄華も思いのまま。盲人の目がひらき、死人が復活する。宇宙全体がメチャクチャになりますよ」

マタイによる福音書(第4章)

【関連情報】

『マタイによる福音書』(Wikipedia

『イエス・キリスト』(Wikipedia

『涼宮ハルヒシリーズ』(Wikipedia

 

(古賀)

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