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2007年4月

2007年4月28日 (土)

「はじめ『少年の胸中は』とおたずねしたところ『大宇宙のごとし』との答え。2度目に『十方世界は』と聞くと『ウルトラ五つの誓いで保つ』との仰せ。最後に『三万の星は』と問えば『目の中にあり』とのお答え。とうてい私の及ぶところではござらん。もう1度修行をしなおして、また地球をいただきに参上いたします」

「うまくいったな。メフィラス星人との問答に勝ったてえじゃねえか」「問答に勝った?何いってやがんでえ。あの野郎、おれの前へあらわれて、いきなりてめえンところの地球はこれっぱかりだと、手で小さな丸をこしらえてけちをつけやがった。だから馬鹿にするな、こんなに大きいと手を広げてやったら、こんどは10回払いで買おう、いくらだって値をきいてやがる。500文だとふっかけたら、しみったれた宇宙人よ。今度は300文に負けろてえから、あかんべえをしてやったんだ」 落語『禁じられた言葉』

【関連情報】

『メフィラス星人』(Wikipedia

落語のあらすじ 千字寄席 『こんにゃく問答

 

(古賀)

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2007年4月24日 (火)

「今晩はおぬしのところに泊まろうと思う。宿の名は何と言う?」「へえ、うちは蹴鞠屋(けまりや)という旅籠でございます」「するとその方たちか。人間の尻から生き血を吸って身を肥やし、高度な文明をきずきあげ、人間にとってかわろうとしているというのは」「それはケロニヤでございます」

「そうじゃ。昨晩あまりにもエアシップ・コンビナートが騒がしいので、地球征服をくわだてているなどと嘘をついて、ウルトラアタック光線で厳重に縛めておいた植物人間たちはどうなっておる?」「へえ、粉々になったあと、近所の者たちが焚き付けにいいなどと言って持ち帰ってしまいました」 落語『来たのは誰だ』

【関連情報】

『ケロニア』(Wikipedia

落語のあらすじ 千字寄席 『宿屋の仇討ち』

 

(古賀)

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2007年4月22日 (日)

「ええ、こんちは。長屋の連中から人間標本を集めている変な宇宙生物が作った珍しい酒があると聞いたんですが、あっしにも飲ませてください」

「誰だい、変なことを言ってんのは…うちには上方の親戚から届いた灘の酒ならあるが、『ダダの酒』なんてものはありませんよ」「なんだ、灘か。でもまあ、飲み過ぎると顔が三つあるように見えてくるのは同じだ」 落語『人間標本5・6』

【関連情報】

『ダダ(ウルトラ怪獣)』(Wikipedia

東西落語特選 『子ほめ』

 

(古賀)

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2007年4月21日 (土)

「おや、お久しぶり。今までどちらの方へ」「ロケットに乗っかってちょっと水のない星へ行ってまいりました」

「そうですか。道理でしばらく見ないうちにお肌がひびわれて随分と異様な形相におなりで…でも、ご心配なく。あなたは元々が怪獣面(づら)ですから、ウルトラ水流の水で顔を洗えばより一層ただの怪獣に…いよっ、人類の夢と科学の発展のために寄与した色男!嬉しかったら国際平和会議で一杯おごれ」「なんだよ、そりゃ…あたしはちっとも嬉しくないよ」「なに、嬉しくない?この野郎、体だけじゃなく人間の心まで失っちまったてえのか」 偽善者はいつもお世辞だけは美しいという、まあ、そんなお噺でございます。 落語『故郷は地球』

【関連情報】

『ジャミラ』(Wikipedia

東西落語特選 『子ほめ』

 

(古賀)

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2007年4月19日 (木)

「それじゃあ行こうじゃねえか、アル」「どこへ行くんだい?兄貴」「どこへって決まってるじゃねえか、真理からおめえの体とおれの右手と左足を取り返しにいくのさ」「けど、兄貴。今さら、これがあたしの体ですなんて、じぶんでじぶんをひきとりにいくのは、どうもきまりがわるくってならねえや」

「ばかいうな。当人がいって当人のものをもらってくるのに、きまりがわるいも等価交換もあるもんか。え、そうだろう。おめえだって一人前の錬金術師だ。だまってちゃいけねえよ……まことにふしぎなご縁でとんだご厄介になりました。ついそそっかしいもんですから通行料とまちがえて体をわすれていってしまいました。いろいろお世話になりましたが賢者の石をもってひきとりにきましたぐらいのことはいわなくっちゃいけねえ」 落語『鋼の錬金術師』

16巻で「粗忽者」という表現を見かけて、ちょっと驚きました。

【関連情報】

『鋼の錬金術師』(Wikipedia

 

(古賀)

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2007年4月15日 (日)

「この野郎、こわいこわいと言いつつ全部反射しちまいやがった。やい、本当は何がこわいんだ?」「今度は濃い八つ裂き光輪がいっぱいこわい」 落語『科特隊宇宙へ』

意外と全話落語にできてしまいそうな気がします。

【関連情報】

『ウルトラマン』(Wikipedia

『スペシウム』(Wikipedia

 

(古賀)

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「俺か?俺はスペシウムがこわい」「へーえ、火星にあるスペシウムがねえ…それじゃあスペシウムがお前の胞衣を埋めた上を通ったのかね」「スペシウムが歩くわけはねえから、スペシウムを手から出す異星人か何かが通ったんだろう」「スペシウムだけじゃねえ。エメリュームも通った。メタリウムも通った。ストリウムも通った。M87も通った」「ずいぶん通るねえ。ジャッカル大魔王みたいな胞衣だな」「とにかく、おれはスペシウムをみると、ぞーっとなって、寒気がして、『ふぉふぉふぉふぉふぉ』という笑いがとまらないんだ」

「どうだい、みんな、聞いたかい?おかしなやつがいるじゃねえか。スペシウムがこわいだってやがらあ……それについて相談だが、みんなで銭を出して、スペシウムを買ってきて、野郎がバクテリアぐらいの大きさになって20億3000万体眠っている円盤の横に置いて、光波バリヤーを張りめぐらす暇も与えず野郎を起こして驚かせてやるというのはどうだ?」 落語『侵略者を撃て』

【関連情報】

落語のあらすじ 千字寄席 『まんじゅうこわい

『バルタン星人』(Wikipedia

 

(古賀)

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