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2006年10月21日 (土)

猫は三年飼われて三日で恩を忘れ、お化けは三日飼われて三年分の食料を食い尽くすなどと申します。

ある家の居候で、久太郎という妖怪変化、俗にいうお化け。人に化けられない出来損ないのお化けと悪口を言われても、にやにや笑っているという、たいへんにおとなしい化け物でございます。それがために、だれいうともなく化け久太郎、化け久太郎とあだ名によびますが、近所では、もう太郎がなくなって、化け久、化け久で通っております。

このおとなしい化け久先生が、ある日のこと、顔色をかえてわが家へとんで帰りまして、「さあ、きょうというきょうは、どうしてもかんべんできねえ。相手の犬を殺しちまうんだから、脇差をだせ、刀をだせ、地球破壊爆弾をだせ!」と、わあわあどなっております。

「あっ、そうだ。おまえさんに聞けばわかるだろう。とうとう久があばれだしたっていうじゃねえか。どんなぐあいだったい?」

「どんなぐあいって、久の顔色ってえのをごらんにいれたかったね。おらあ、生まれてから今日ぐれえおそろしいとおもったこたあねえね。よくお化けは魔物だなんていうが、たしかにそれにちげえねえ。目は目玉焼きみてえにかっと見開かれ、口は2つはえている耳までさけ、みみずが1匹這っていてその下に毛が3本あるかと思うほどなんだ。ご飯を20杯おかわりするようなすごい勢いで、ふーっとおもてへ風を切って空を飛んでいったのを見たときにゃあ、おらあ、あっというまに久太郎とおもってぞーっと身ぶるいがでちまった」 落語『化け久』

最近なかなか最後まで書き上げる根気が出ません。

(古賀)

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