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2007年8月

2007年8月25日 (土)

双子のパラドックス殺人事件

東野圭吾作

大学の研究室の中で発見された科学者の死体。しかし彼に恋人を奪われた双子の弟には、ロケットに乗って光の速さでアルファ・ケンタウリに向かう途中という完璧なアリバイがあった。はたして光の速さで飛ぶ宇宙船の中から脱出して地球で殺人を行うことは可能なのか?
事件を担当した警視庁の一石警部は、ロケットが光速でアルファ・ケンタウリに向っているのは間違いないこと、それにもかかわらずロケットは地球上から全く動いていないことを突き止める。そして事件の現場に残された「物体の運動は相対的」というダイイング・メッセージ。ついに彼は思考実験を駆使して犯人の驚くべきトリックの解明に成功する。

「犯人はロケットでアルファ・ケンタウリに光速で向っていたのではありません。アルファ・ケンタウリを光速で地球に引き寄せていたのです!」
思いがけない展開に唖然とする人々。クライマックスでアルファ・ケンタウリの3つの恒星に衝突して太陽系とともに崩壊していく地球。大団円。

【関連情報】

東野圭吾』(Wikipedia

『アリバイ』(Wikipedia


(古賀)

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