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2005年4月

2005年4月 7日 (木)

【社会契約妖怪本】

17世紀の英国を歩きまわっていた妖怪、『リヴァイアさん』について書かれた思想書。
この妖怪は、夜道を歩いているといきなり現われ、国家と同じ大きさに巨大化して通せんぼする。
「リヴァイアさん、リヴァイアさん、人民の契約見せましょか」と唱えると退散するという。

『リヴァイアさん』 ホッブズ著 岩波文庫


(古賀)

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2005年4月 4日 (月)

【宗教的調教本】

ポーリーヌ・レアージュ作 渋沢龍彦訳。

現世の苦痛と念仏を唱える快楽の板ばさみの中で次第に末法思想に調教されていき、ついには生きながらに阿弥陀仏の奴隷としての極楽浄土の法悦境に辿りついた僧侶の告白。

『往生の物語』 河出文庫


(古賀)

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2005年4月 2日 (土)

【黄金蝙蝠之敵名作文芸】

志賀直哉作。

秤屋の小僧の仙吉に美味しい寿司を腹いっぱい食べさせてくれたのは、貴族院議員でもお稲荷さんでもなく、「ロンブローゾー」と叫びながら下半身の円盤で空を飛び回る悪の科学者だった。

『ナゾーの神様』 新潮文庫


(古賀)

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