【盛者必衰弱肉強食随筆】
都に緑色の大流星雨が降り、それを直視した 人々は高貴な者も下賎な者も一人残らず目が見えなくなり琵琶法師になってしまうという末法の世ならではの天変地異が起こった。『平家物語』を奏でながらなすすべもなくうろたえる人々が、することがなく退屈なため本能のままに動き回りはじめた三本足の食肉植物「徒然草」に襲われて次々と食べられていく様を、 失明をまぬがれた冷静な観察眼で安全地帯から克明に描いた無常観あふれる人類破滅随筆文学の傑作。
『徒然草の日』 吉田兼好著 岩波文庫
(古賀)
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