2008年2月18日 (月)

スポーツマン金嬉老

寺田ヒロオ作

熊や兎を人質(?)にとって山に立てこもる腕白な少年金嬉老が、子供を差別する発言をした長島に謝罪を要求するため巨人軍に入団し、マスコミ受けを狙ってバットのかわりにライフルをふりまわす大活躍。

『ゲゲゲの金嬉老』『金嬉老少年の事件簿』『金嬉老注意報!』『キン嬉老マン』『ナニワ金嬉老』など金嬉老事件当時数多くあった金嬉老をモデルにしたヒーローの登場するコミックの一つ。

【関連情報】

『金嬉老事件』(Wikipedia

『寺田ヒロオ』(Wikipedia

スーパーモーニングでの金嬉老はヒーロー発言』(トンデモない一行知識の世界

 

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月20日 (日)

ジュリアス・シーザー

シェイクスピア作水木しげる画。

ブルータス「シーザー、おまえの時代は終わったのだ。今日からここにいるキャシアス先生が独裁者であるおまえにかわって公明正大な政治をおこなうのだ」

ビビビビビ(シーザーを刺す刃の音)

シーザー「ああっ」

アントニー「おおっ、なんというピンチであろう」

その後祖先の霊毛であんだマントルに身をつつんだシーザーの遺体が蘇り、ローマの石が立って歌い出すゲゲゲのうたが民衆の間に興奮の渦を巻き起こす。それを見たブルータスはあっという間にシーザー側に寝返る。

キャシアス「こんなことだろうと思った!」

ブルータス「あっ、親分。ぼ、ぼくは時と場合により右についたり左についたりする人畜無害な公明正大の士です。気にしないでください」

キャシアス「ばかもの!」

【関連情報】

『ジュリアス・シーザー(シェイクスピア)』(Wikipedia

『ゲゲゲの鬼太郎』(Wikipedia

 

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月 5日 (土)

時そば果つるところ

エドモンド・ハミルトン作。

「ひとつ、ふたつ、みっつ…いまなんどきだい?」

「へえ、百万年後で」

「ふーん、世辞をいうわけじゃねえが、いまどきこれだけ汁(つゆ)に超原子爆弾を豪勢にぶちこんだそばはそうそうざらにはねえ。こちとらミドルタウンっ子だ。気が短いから百万年後の世界に来るのに百万年もかかるなんて考えただけでいらいらしてくらあ。タイムトラベルで一瞬で来れるなんてうれしいねえ」  

【関連情報】

『タイムトラベル』(Wikipedia

 

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月24日 (月)

水滸からの伝言

施耐庵作。

毎日好い言葉をかけると好漢になり、悪い言葉をかけると悪漢になる108人の豪傑たちの物語。

星が人間に生まれ変わるなどと非科学的な主張をしており、一般には擬似科学書の典型とされるにもかかわらず、国語教育に使われるなど社会的影響が大きく、問題となっている。略称『水滸伝』。

【関連情報】

『水滸伝』(Wikipedia)

『水からの伝言』(Wikipedia)

  

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 8日 (月)

夏どろへの扉

ロバート・A・ハインライン作

冷凍睡眠会社に押し入った泥棒がうっかり冬眠瓦斯のスイッチを押したためにやって来た30年後の未来は、泥棒に入った方が入られた方からたかられるという悪夢のような退廃した社会だった。

 

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

月は地獄八景

ジョン・W・キャンベル作

地獄の閻魔大王の前に引き出された医師と山伏と歯医者と軽業師の4人は、地獄行きの罪を免じてもらうかわりに人呑鬼のくしゃみの力で食料も水も酸素もない月面に送り出されて、そこに血の池、針の山など新たな地獄を作り出すという難題を負わされる。

人間にはとうてい生存不可能な状況を、もうこれ以上死ぬわけない亡者がぶつぶつ言いながらあっさりクリアしてしまうという科学考証の正確さは、現在どころか当時の目から見ても噴飯もの。

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月28日 (月)

【ソーシャルネットワーク百合学園小説】

今野緒雪作。

「ごきげんよう」「ごきげんよう」

ニフティのフォーラムを懐かしむ乙女たちが 集う私立ミクシィ学園。

清く正しいパソ通生活を受け継いでいくた め、ここには『姉妹(マイミクシィ)』と呼ばれるシステムが存在していた。メッセージを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。2ちゃんねる世代でパソコン通信の経験のない祐巳は、憧れの先輩である祥子から、突然mixi に誘われ…少女小説。

mixi にはいったら、プロフィールはきちんとね。マイミクシィ様が見ていらっしゃるわよ」

『マ イミク様がみてる』 集英社コバルト文庫

 

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月27日 (日)

【アメコミ風児童文学】

石井桃子作。

神社の境内にある大きな木にのぼっている最 中に遺伝子組み替えをした蜘蛛に噛まれたノンちゃんは、高層ビルの壁をよじのぼったり手から糸を出したりしながら白い雲の上までのぼっていく超能力を手にいれます。そこへあらわれた実験中の事故により体から熊手がはえた白いひげのおじいさんは、ノンちゃんに対する憎悪をあらわにしながら、ノンちゃんのこ と、お父さんお母さんのこと、いたずら好きのおにいちゃんのこと、ノンちゃんのこのあいだわかれた恋人のことなどをこと細かに追及しながらノンちゃんに迫ってきます。果たしてノンちゃんは世界を救うことができるのでしょうか。

『ノ ンちゃん蜘蛛になる』 福音館書店

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月26日 (土)

【ノーベル文学賞級日記】

トラックバックの使い方も良くわからないう ちにブログ日記をはじめたドイツのあるブルジョア家庭が、巨大掲示板ヲチ板の痛いブログスレに晒されて生への気迫を失い次第に没落していく悲劇を描く。

『ブッ デンブログ家の人々』 トーマス・マン作 岩波文庫

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2005年3月25日 (金)

【仮面王恐怖文学】

「永いあいだ、私は自分が死んだあとの光景 を見たことがあると言い張っていた・・・」

一個の無益で精巧な逆説として、黄金の仮面 をかぶった古代エジプト王のミイラが、発掘隊を呪い殺すことにのみ暗い情念を燃やす自己の忌まわしい性癖を赤裸々に告白する。

『ツタンカーメンの告白』 三島由紀夫作 新潮文庫

(古賀)

| コメント (0) | トラックバック (0)

«【御曹司伝説本格ミステリ】